相数・電圧・出力を合わせる
三相200V・400Vなど、冷凍機の電源仕様を確認。停電時の自立出力が対象設備に対応し、コンプレッサーの起動電流を供給できるかを確認します。

COLD STORAGE / POWER BACKUP
冷凍機の停止による温度上昇・商品損失に備える。
蓄電池と非常用電源を、設備の条件から設計します。
画像は生成した倉庫イメージです。実際の施工事例ではありません。対応範囲・運転時間は現地条件で確認します。
まずは、冷凍機の型番と「何時間備えたいか」から。
冷凍・冷蔵倉庫、食品工場、物流拠点の電源対策をご相談ください。
CAN WE KEEP IT RUNNING?
設備と電源の条件が合えば、冷凍機へのバックアップ給電を検討できます。選ぶ基準は、蓄電池の容量だけではありません。
三相200V・400Vなど、冷凍機の電源仕様を確認。停電時の自立出力が対象設備に対応し、コンプレッサーの起動電流を供給できるかを確認します。
冷凍機・ファン・ポンプ・制御盤などの電力を合算。蓄電池の残量、変換損失、使用可能範囲も含めて、必要なバックアップ時間を検討します。
住宅用の単相出力や、系統連系だけに対応する蓄電池では、三相の冷凍機に給電できないことがあります。運転中の消費電力と、起動時の要求を分けて確認します。
BACKUP SYSTEM
倉庫全体のバックアップと、重要な冷凍室だけのバックアップを比較。切替方式と冷凍機の再起動条件を、既設設備に合わせて設計します。
自動で給電を切り替えても、一時的な電源断が発生する構成があります。制御・監視・通信を止められない場合は、対象機器に適合するUPSなども検討します。
太陽光が設置済みでも、停電時にそのまま使えるとは限りません。自立運転・蓄電池との接続・制御を確認し、夜間や悪天候の電源も確保します。
CAPACITY & DURATION
下の数値は計算方法を示す仮定です。実測した平均消費電力があれば、条件を変えて概算できます。
負荷へ供給する電力量:80 kWh
自立出力・起動電流・切替条件の適合確認が別途必要です。
公称容量の目安 = 平均消費電力 × 運転時間 ÷ 停電時に使える容量割合 ÷ 電力変換効率
例:20 kW × 4時間 ÷ 0.8 ÷ 0.9 ≒ 111.1 kWh(表示は切り上げ)
「使える容量割合」は停電発生時の残量と放電下限などを踏まえた仮定です。メーカーが示すAC側の実使用可能容量を用いる場合は、損失などを二重に差し引かないよう確認します。冷却能力kWと消費電力kWは異なります。外気温・扉の開閉・入庫量・霜取りで負荷は変わり、劣化や余裕分も含めて設計します。この計算は温度維持や運転時間を保証するものではありません。
冷凍機の仕様から必要な電源を相談 →BATTERY / GENERATOR
| 比較する点 | 蓄電池 | 非常用発電機 |
|---|---|---|
| 給電できる時間 | 停電時の残量と対象負荷で決まる | 燃料量・補給と運転条件で決まる |
| 給電開始 | 切替時間と冷凍機の再起動条件を確認 | 始動・安定化・切替と再起動条件を確認 |
| 設置・運用 | 設置環境、保護・点検、容量維持を確認 | 燃料、排気、騒音、設置場所、点検を確認 |
| 日常の活用 | 太陽光の自家消費やピーク対策も検討可能 | 主に非常時の給電として検討 |
| 冷凍機への適合 | 自立出力、相数・電圧、起動電流を確認 | 相数・電圧、起動時の電圧変動等を確認 |
長時間の停電を想定する場合は、燃料補給も含めた発電機の運用と、蓄電池との役割分担を検討します。日常の節約運転を行う蓄電池は、非常時に残す充電量と優先順位を設定します。
TEMPERATURE MANAGEMENT
停電時は扉の開閉を抑え、庫内・商品の温度を把握。温度監視、警報、通信に必要な電源と、担当者への連絡手順も確認します。
再起動にはメーカー指定の待機・予熱が必要な機種があります。復電後も冷却運転と温度を確認し、商品の取り扱いは自社の品質管理基準に沿って判断します。
冷凍機が止まってから温度が上がるまでの時間は、断熱・保管量・外気温・扉の開閉などで異なります。「停電後○時間なら安全」と一律には判断できません。

生成した倉庫イメージ。実際の施工写真ではありません。
SITE CHECK

メーカー・型番・台数、電源、入力電力、起動方式を確認。銘板写真からでも相談できます。
全室か一部か、必要な運転時間、保存温度、保管商品の優先順位を整理します。
ファン・ポンプ・制御盤・霜取り・警報・通信など、動作に必要な設備を確認します。
高圧・低圧、キュービクル、単線結線図、対象回路、既設発電機との関係を確認します。
搬入、基礎、配線距離、周辺環境と必要な手続きを確認。機器・電気工事・保守を分けて見積もります。
切替・再起動・対象負荷への給電を確認。試験範囲、残量管理、点検と操作手順を決めます。
WHY FUTAWA
二和パワーテック株式会社が、停電対策の電源設備についてご相談を受け付けます。既設冷凍機の保守会社・メーカーとも、仕様や再起動条件を確認して進めます。
二和パワーテックの会社サイトを見る →FAQ
停電時に三相200Vを供給でき、負荷の連続運転・起動条件に適合する構成で検討します。単相200Vと三相200Vは異なります。冷凍機の銘板・仕様書と、蓄電システムの自立運転仕様を確認します。
平均消費電力、停電時の残量、使用可能容量、損失などで変わります。冷凍機と必要な補機を合算し、温度・運転履歴や負荷計測をもとに検討します。容量計算だけで温度維持を保証することはできません。
自動切替でも瞬間的に給電が途切れる構成があります。また、冷凍機側に再起動待機や予熱の条件があることがあります。切替時間と許容停止時間を確認し、必要に応じて制御・監視設備へのUPS等を検討します。
発電機・蓄電池・受電設備の仕様と、切替・保護・制御を確認して検討します。機器をそのまま直結したり、仕様確認なしに並列で運転したりする構成にはしません。既設図面と型番をご用意いただくと確認が進みます。
停電時に給電できる仕様と接続が必要です。発電量は天候・時間帯で変わり、夜間は発電しません。必要負荷と時間に合わせて、蓄電池や発電機を含めた構成を検討します。
対象設備、三相の自立出力、容量、切替盤、基礎、配線距離、既設設備の改修、試運転・保守で変わります。まずは倉庫の所在地、冷凍機の型番・台数、備えたい時間をお知らせください。
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以下は一般的な確認事項の参考です。掲載製品の採用・適合を示すものではありません。実際の設計には、対象機器の最新仕様書・取扱説明書を使用します。
情報確認日:2026年10月2日
CONTACT
停電時に守りたい倉庫・設備と、必要な運転時間をお知らせください。分かる範囲の情報から、非常用電源の構成を確認します。
千葉・東京を中心に対応。その他の地域は、所在地と工事内容を確認してご案内します。